最後に笑うのは誰だ・・【斯くして我は独裁者に成れり】
どうも、デラです
今日ご紹介するボードゲームはこちらです。
~斯くして我は独裁者に成れり~
- プレイ人数 4~12人(7人以上からは当ゲームが2セット必要)
- プレイ時間 30分~
- 対象年齢 13歳~
どんなゲーム?
5日間の間、プレイヤーはそれぞれ勝利条件が違う役職カードを7枚持っていて、議論を交わして投票と棄票を繰り返して、残った役職カードの勝利条件を満たしたプレイヤーの勝利です
- セットアップ
↓こんな感じにセットアップします。全員同じカードを配られます
◆ゲームの進み方
このゲームは、3つのフェイズを5日間繰り返します。
その3つのフェイズは「朝・昼・夜」に区切られていてます。
◉3つのフェイズ
【朝】:ディスカッション
⇩
【昼】:投票or棄票
⇩
【夜】:役職決定(カードの破棄)
〇【朝】:ディスカッション
3分間、自由に議論を行います。議論に制限もなく自由に行う事ができます。
「どのカードで勝ちにいくか」「どのように票をあつめるか」など考えながら議論を行うといいでしょう。
カードによっては勝利者が複数人になることがあるので、そのため同盟を持ち掛けるよ交渉するのもいいと思います。
〇【昼】 :投票or棄票
投票には「投票」「棄票」の2種類があります。
投票は自分以外の誰かに1票を投じること。
棄票は自分も含めた誰かの得票を1票除外することです。
この2枚のカードを使い、どちらかを必ず行います。
また、棄票する時は投票より先に処理を行い、その次に投票の処理に移ります。
注:1日目には投票しか行えなず、5日目は投票と棄票を同タイミングで行います。
〇【夜】 :役職決定(カードの破棄)
7枚ある手札の役職カードを捨てるフェイズになります。
1日目と3日目には2枚、2日目と4日目には1枚を捨てることになります。
5日目には1枚だけ残るので残った1枚の勝利条件を満たせば勝利となります。
例)【独裁者】得票数が全体で単独トップであれば勝利
カード破棄は全て裏向きで行われ、破棄されたカードは集めてシャッフルして即座に公開されます。
このように「議論」→「投票」→「カード破棄」を5回繰り返すのがこのゲームの基本になります。
◆役職カードの一覧
- 独裁者
- 勝利条件:得票数が全体で単独トップ
分かりやすい役職カードなので、このカードを議論のきっかけに使いやすいですね。
- 道化師
- 勝利条件:独裁者がゲームに勝利した時に一緒に勝利となる
独裁者が勝てば自分も勝利するので、やることはシンプルです。
- 貴族
- 勝利条件①
- A:2位の貴族が1人以上 B:得票している貴族が1人以上
- 勝利条件② 暗殺者と共に勝利
勝利条件は2つのうちどちらかを満たせば良いので、状況に分けて動きましょう
- 革命家
- 勝利条件
- A:最下位の革命家が1人以上
- B:ブービー(最下位の1つ上)の革命家が1人以上(得票のない革命家はカウントしない)
うまく協力できれば強いカードです。得票0はカウントしないので最低限の得票は必要になります。
- 暗殺者
- 勝利条件 独裁者、革命家、聖職者が勝利条件を満たし、かつ自分の得票が0であること
一発逆転を狙える役職です
- 民衆
- 勝利条件 A:全員が民衆である B:誰も勝利条件を満たしていないこと
全員が民衆なら得票関係なしに全員勝利です
- 聖職者
- 勝利条件 最多票数と最小票数の差が1以内であること
うまく場の票をコントロールして、ひっそり勝利を勝ち取りましょう
感想
面白かったです!!
最初はルールを把握するのが少し大変かもですが、1度覚えてしまえば夢中になります!
その場のメンバーや雰囲気などで戦略は自由自在になり、会話が苦手な人でも喋らなくても票を散らして暗殺者で勝利というように動くこともできます。
ゲーム途中に脱落するということもなく、最後まで楽しめて殺伐としないのもいい点かと思います。
こちらも拡張も発売しており、そちらはまだプレイできてませんがいづれ記事にしたいと思います。
評価:★★★★★★★★/★10点中
可愛いチョコボとクリスタル探しの冒険へ!【チョコボのクリスタルハント】
どうも、デラです。
今日ご紹介するボードゲームはこちら
- チョコボのクリスタルハント
- プレイ人数 3~5人
- プレイ時間 10~20分
- 対象年齢 6歳~
どういうゲーム?
ファイナルファンタジーの人気キャラクター、チョコボのゲームです。
手札からカードを使用し、だれよりも早くクリスタルを集めるゲームです。
どうやったら勝利?
1:4種類のクリスタル(火、水、風、土)のカードをそれぞれ1枚以上手に入れる
2:種類にかかわらず6枚のクリスタルカードを手に入れる
ラウンドに勝利したプレイヤーは勝利点チップを受け取り、この勝利点チップを2つ集めたプレイヤーが勝者となります。
ルール・ゲームの進め方
①手番プレイヤーは山札からカードを1枚引く。
※1番最初の手番プレイヤーは引けず、山札が無ければこれをスキップします。
②探索カードを使用する。(任意)
手札にある「チョコボ」「デブチョコボ」が描かれた探索カードを使って、他のプレイヤーを1人選択します。そのプレイヤーの手札から表を見ないで1枚選び、それを全員が見えるように公開します。公開されたカードによって以下の処理が発生します
A:クリスタルの場合:探索成功でそのクリスタルカードを自分の手札に加えます。
B:チョコボの場合:探索失敗になり、選んだカードを持ち主の手札に戻します
C:モンスターカードの場合:探索大失敗となり、以下の効果を解決します。
ボム:自分の手札から1枚を選び、それを山札の底に置く
アーリマン:そのアーリマンを持っていたプレイヤーに自分の手札を見せる
探索処理が終了しましたら、今回の探索に使ったカードの効果処理に入ります。
「デブチョコボ」:成功失敗問わず、デブチョコボを手札に戻し、手番を終了します
「チョコボ」:探索に成功したらチョコボを手札に戻し、手番は続行します。失敗した場合はチョコボを捨て札に置いて探索を続行します。モンスターカードを引いてしまった場合はチョコボとモンスターを捨て札に置いて手番終了となります。
手番終了時に、ラウンドの勝利条件を満たしている場合は手札を公開します。
いなければ次のプレイヤーの手番になります。
勝利者チップを2個獲得したプレイヤーがゲームの勝者になります。
感想
絵が可愛い!!
ルールも簡単で小さい子供でも一緒に楽しむこともできると思います。
ゲーム自体は運要素が強いので、早々に決着がつくこともあればなかなかつかないこともあります。
カードの質もよく、カードの表面がデコボコしたマット仕様となっていて高級感もあります。
拡張も出ており、合わせて使うことで、クリスタルを集めるだけでなく、モンスターを倒すゲームとなります。
シンプルながら元となったゲームを踏襲したいいゲームです。
評価 ★★★★★★★/★x10 デラ
タイルを使って宮殿の壁を美しく装飾せよ 【アズール】
どうもデラです。
今日ご紹介するボードゲームはこちらです。
- 商品名 アズール
- プレイ人数 2~4人
- プレイ時間 30~45分
- 対象年齢 8歳以上
どんなゲーム?
手番ごとにタイルを獲得し、それを個人ボードに置いて得点を得ていくゲームです。
ルール・手番に出来る事
お皿を1つ選んで、さらにその中から一色を選択してその色のタイルを全部取ります。選ばなかったタイルは全てテーブルの真ん中に移動させます。
テーブルの真ん中に移したタイルも同じように一色を選んで全て獲得できます
さらに一番最初に真ん中からタイルを獲得したプレイヤーはスタートプレイヤーマーカーを受け取り、それを個人ボードの下に左詰めで配置します。
※列に置ききれないタイルもここに置いて、後でマイナス点となります
獲得したタイルは個人ボードの左側(写真例)に配置します。
5つの列があり、各列1~5個のタイルが置けるようになってます
列ごとに全て埋めるとラウンド終了時にタイルを右側のエリアに移動させて得点を得ることができます。
ただし原則として1つの列には置いた色しか置けないので、下の写真の例では3段目には黒、5段目には青しか置けません。
もちろん無理に一回の手番で列を埋める必要はありません
場からタイルが全部取られたら1ラウンド終了になります。
次に上の列から順に完成した列のタイルを一枚取り、右側の同じ列にある同じ絵が書かれたマスに配置します。完成しなかった列は次のラウンドに持ち越します
タイルを1枚置いたら1点を得ます。写真例)
この時右側に移動させるのは1枚のみで余ったタイルはストックにもどします
右側にタイルを配置したとき上下左右にタイルがあれば追加で点数がもらえます
写真例)基本の1点+左右に2枚つながっているため+2点で計3点獲得
写真例)縦列3点獲得
マイナス点の処理が終了して、プレイヤーの誰かが横1列全てを埋めたらゲーム終了となります。埋めたプレイヤーが居ないなら次のラウンドに移り、これを繰り返して最終的に1番点数の高いプレイヤーが勝者です
最後にボーナス点がもらえます
- 横1列全て埋めたら、1列ごとに2点
- 縦1列全て埋めたら、1列ごとに7点
- 同じ色のタイルを5マス全部埋めたら10点もらえます
感想
第1印象としては、コンポーネントが綺麗なゲームで、いざプレイしてみたら中身は重厚感あふれるとにかく考えさせられる素晴らしいゲームでした。
ただタイルを取っていけばいいのではなく、だれが何を欲しがっていて、次の自分の番までに何が残るのか、考えてプレイしないといきなり大量のマイナス点を押し付けられたりします。
慣れてくると結構なバチバチとしたゲームですが、基本的にはタイルを取って配置していくだけのルールなので初心者さんにもとっつきやすく、最初は自分の盤面だけをみて遊んでみてもいいとおもいます。(得点計算は一緒にやった方がいいかも)
ぜひとも一回は遊んでみてください!!
評価 ★★★★★★★★/10 デラでした
生き残りをかけたバトルロワイアル【キングオブトーキョー・ダークエディション】
どうも、デラです。
昔 子供のころに母と一緒に映画を観に行ったことがありまして、その映画がゴジラvsメガギラスだったんです。生まれて初めてゴジラを観て興奮が止まらずパンフレットとゴジラのフィギュアを買ってもらったことを覚えています。そこからゴジラシリーズをレンタルしては休みの日には1日中観るくらいゴジラ好きになってましたね。
怪獣はイイぞ
今日ご紹介するボードゲームはこちら
リチャード・ガーフィールドのキングオブトーキョー
ーダーク・エディションー
- プレイ人数 2-6人
- プレイ時間 30分
- 対象年齢 8歳以上
キングオブトーキョーと聞くと、ボードゲームショップに行くと何度か目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?拡張も複数出ていて人気のボードゲームです。
- セットアップ
- 手番にできること
手番プレイヤーはまず6個の黒いダイスを振ります。最大3回まで振り直しもできます
出目が確定したら任意の順番で処理を行います
出目には勝利点、エネルギー、回復、攻撃の4種類があります
1か2か3の出目が3つ出ている場合、その数に等しい勝利点を得られます
3つを超えたときは超えた個数1個につき追加で1勝利点を得ます
1か2の出目のセットを出した時、その勝利点と別に異形ポイント(後述)を得ます
異形ポイント
- 1が3個のセット1組につき異形ポイント2点を得ます
- 2が3個のセット1組につき異形ポイント1点を得ます
- 3のセットでは異形ポイントは得られません
数字以外の出目
- エネルギーチャージ(雷のマーク)
出目のエネルギーチャージ1個につきプールからエネルギーを1個獲得し、自分のまえにまとめて置いておきます。これは使うまでそのまま保持できます
- 回復(ハートマーク)
自分がトーキョーの外にいる場合、ハート1個につき体力を1回復します
自分がトーキョーにいる場合は出目による回復は出来ませんが、カードや異形タイル
- 攻撃(掌のマーク)
攻撃のマーク1個につき、自分と同じ場所にいないモンスターは1ライフを失います
自分がトーキョーにいて攻撃した場合はトーキョーの外にいるすべてのモンスターにダメージを与えます
自分がトーキョーの外にいて攻撃した場合、トーキョーにいるモンスターにのみダメージを与えます。その後ダメージを受けたトーキョーにいるモンスターはトーキョーから脱出するかどうかを決定します
- トーキョーに入る
誰もトーキョーにいない場合、手番プレイヤーは自分のモンスターをトーキョーに必ず入れなければなりません(オレンジの場所)
ボード中央の緑色の枠は5-6人プレイ用の場所になります
トーキョーにいることにはメリットとデメリットがあります
- トーキョーに入るたびに1勝利点を得ます
- 自分のターン開始時にトーキョーにいる場合2勝利点を得ます
デメリット
- サイコロによるライフを回復ができない
- トーキョーの外にいるモンスターから集中攻撃を受ける
- カードを購入する
マーケットにある表向きのカードを好きな枚数購入することができます。購入するにはカードの左上に書かれた数字の分のエネルギーを支払うことで購入できます。
カードには破棄と保持の2つのタイプがあり、破棄は購入時即座に効果を発揮します
保持は自分の前に置いておき、カードの効果が有効になります
また、エネルギーを2個支払うことでマーケットの表向きになっているカードを全て破棄して新たに3枚のカードを表向きにします。これらはすぐ購入することもできます
エネルギーがある限り、購入も破棄も回数に限りはありません
ターンの終了およびゲーム終了条件
- カードのなかにはターン終了時に効果を発揮するものもあります。それらのカードはこの時に効果を発揮したのち、次のプレイヤーにターンを渡します。
- ターン終了時点で、いづれかのモンスターが20勝利点に達しているか、生き残っているモンスターが一体だけの時、ゲームが終了します
- 感想
ぐぇ~負けました泣
手前の赤いドラゴンみたいなのが自分です
面白かったです!
勝利条件が2種類あるのがよくて、他人を攻撃するのが苦手な人は守りを固めて勝利点を集めていくプレイができたり、逆にガンガン攻めたい人はトーキョーに居座って全体攻撃でボコボコにしていけばいいので自分のプレイスタイルにあった方向に進んでいけばいいと思います。
単純明快なルールでありながらモンスター同士の派手な戦闘の前作キングオブトーキョーの基本は押さえつつ新ギミック異形ポイントの追加によってより戦略的でより派手なアクションが行える まさに怪獣大決戦といった感じです
ぜひ家族や仲の良い友人とプレイして盛り上がってください
ダイスをジャラジャラ転がすのワクワクしますよ~
評価 ★★★★★★★★/10
【マジョリティー】イビルパクト【ゲーム紹介】
どうもデラです。
最近暑い日が続いています。夏は扇風機だけで過ごす自分ですら流石に冷房をつけないと厳しいです‥寒いのはいいんですけど、暑いのは苦手です。
今回紹介するゲームは駆け引きと読み合いが熱い2人用カードゲーム。
イビルパクトをご紹介していきたいと思います。
イビルパクト
- プレイ人数 2人
- プレイ時間 15分
- 対象年齢 10歳以上
- セットアップ
こんな感じにセットアップします
ゲームの流れ
1ゲーム8ラウンドと4ラウンド終了時に発生する【邪神との契約】(後述)で構成されています。
手番に出来ること
以下のアクション①と②を好きな順番で行えます。
①カードの獲得:このアクションは手番中に1度だけ必ず実行します。
中央に並べられた5枚のカードの中から1枚を選んで自分の前に属性ごとに分けて重ねて並べます。さらにこのラウンドの4手番目のみ追加でカードを1枚獲得します。後攻プレイヤーは先攻プレイヤーより1枚多く獲得できるということになります。
カードの中には獲得時に効果が発動するものもあります。(後述)
②呪文カードの使用:1手番中に1回だけ、以下のAとBのどちらか1つを選んで実行します
A,手札にある呪文カードの使用とB,契約状態の呪文カードの使用になります。
※呪文カードのルール
呪文カードの効果は自分の前に配置されている同じ属性の魔導書カードの合計数によって決定します。
呪文カードに記載された魔力条件(同じ属性の魔導書の魔力量)を満たしていればその効果を発動することが出来ます。
呪文カードには2つの魔力条件があり、その2つとも条件を満たしている場合は必要魔力が多い方の効果だけを適用します。どちらとも満たしていない場合はカードを発動することが出来ません。
A:手札にある呪文カードの使用
1つ以上の魔力条件を満たしている場合、その呪文カードを使用できます。
手札から呪文カードを公開して効果を処理した後、使用した呪文カードは表向きでゲームから除外され以後このゲームでは使用しません
写真の例だと自分の場に火の魔力が4つあるので魔力条件3の効果を発動できます。
B:契約状態の呪文カード使用(ゲーム中1回のみ)
自分が契約した契約状態の呪文カードを表にしてその効果を処理します。
この時、獲得している魔力量にかかわらず、その属性の魔力が5つあるものとして効果を適用します
ハスターの処理
呪文カードのハスターは特殊なカードで自分のターンに発動できず、相手の呪文カードの発動に対して発動するカードで、相手のターンでのみ使用できるカードです。
さらにハスターを使用した次の自分のターンで別の呪文カードを使用することができます。
カード効果説明
インサイト:インサイト(X)と書かれた魔導書カードは、獲得時にラウンド中にこのカードが何枚目に獲得されたかを参照して、その値がX以上であれば効果を発揮します。
混濁:混濁カードを獲得した際に魔力アイコンに記載された属性のどちらか1つを選択します。その混濁カードは選択した属性の魔導書カードとして属性ごとの列に配置します。
勝敗判定
8ラウンドが終了したら勝敗判定を行います。①と②のチェックを順に解決していきます
①契約状態のチェック
契約状態のカードが公開されていない場合はお互いに公開します。お互いの契約状態の呪文カードに対応する属性の魔導書カードを数え、相手より魔力数が少なかった場合は敗北を宣言します。このとき同数であれば敗北にはなりません
このチェックで片方だけが敗北した場合は、もう一方のプレイヤーが勝者になります。
それ以外の場合は②のチェックに移ります。
②魔導書のマジョリティチェック
各属性の魔力量を比較し、属性ごとの勝ち、負け、引き分けを判定します。
5属性の勝敗を総合して相手よりも勝ちが多い方のプレイヤーが勝者です。
勝敗が同率だった場合は手札が多いプレイヤーが勝者になります。
それすらも同じだったら引き分けです。
感想
面白かったです!
やることは場からカードを取っていくだけなんですが、手札に残った4属性をまんべんなく取るのか、それともブラフを混ぜていくのか、読みあいと駆け引きが悩ましくも楽しめるゲームです。
ルールも簡単、プレイ時間も短め、箱もカードゲームのデッキケース並みと小さく持ち運びも楽なのに、しっかりとしたゲーム性をもっていてゲーム初心者から上級者まで遊べると思います。
点数は10点中8点です。 デラ
コンポーネント紹介「ライジングサン~完全日本語版~」エリアマジョリティ
どうもデラです。
今日はこちら「ライジングサン 完全日本語版」を紹介していきます。
・箱表面になります。
箱に書かれたサインみたいなのは、ライジングサン作者「エリック・M・ラング氏」の直筆サインというレアな物となります。
(ちなみに友人らに見せたら、なんだこれ落書き?と言われましたw)
・裏面 色とりどりなフィギュアが目を引きますね。
3~5人からプレイ出来て、プレイ時間は2時間ほどですね
箱を開けましょう!そりゃあ!
箱のなかに箱・・だと・!?(茶番
ではこちらの箱も開封してきましょ!
妖(あやかし)フィギュア
デデン!で、出たーーー!!これですよこれ!
先ほどの妖を並べてみました
なんじゃこりゃ!!すごすぎぃ!
⇩妖の中で最高戦力を誇る蛟(みずち)です。
じっくり見れば見るほど作りこみが凄すぎる・・
ふつくしい(恍惚
こちらは鬼の面々です。こちらも惚れ惚れするほど精巧ですね。
妖は傭兵的扱いで写真のように自陣営の円盤を妖に装着することで自分のコマとして扱います。こんなん襲ってきたら全面降伏しますわ…
妖カード
妖を獲得するには季節カードの中に取得するためのカードが入っています。
更に、先ほどの妖フィギュアが入っていた箱の下にまた箱があるので、次は小さいほうを開けてきます。
箱の中身は四色の兵(写真下半分)がずらりとパンパンに入っていました。
緑は箱に入ってなかったけど、並べてパシャリ。
壮観ですねぇ
妖フィギュアより小さいのにこの精巧さ
彩色したいなぁ。相当大変だろうけど・・
戦場となるマップ
こんな感じで日本が舞台となります
テーブルが小さく半分しか乗らなかったので、ソファに立て掛けてます。遊ぶ時はそれなりの広さが必要です
エリアは蝦夷、陸奥、武蔵、信濃、大和、長門、四国、筑紫の8エリアに分かれています。
季節カードと同盟勾玉
カードは政策が記載されてたり、妖が記載されていたりと多彩な効果を持っています。
このカードは季節ごとに組み替えてプレイを進めていきます。
勾玉は同盟を行った時に使用します。
お金と円盤
ゲーム中使用するお金と妖に装着する円盤各色
ライジングサンの遊び方
ライジングサンの遊び方をざっくりと紹介していきます。
プレイヤーは大名になりラウンドごとに兵を移動させたり、資源を収集しながら来るべき合戦のために準備を行います。合戦に勝てば勝利点が得られ、この勝利点でゲームの勝敗が決まります。
合戦では、戦のたしなみボードにお金を置き、合戦相手とのお金勝負で勝ったプレイヤーは切腹や人質、雇用を行う事ができます。
ゲームの流れ
ライジングサンは春→夏→秋の季節の移ろいとともに3ラウンド行います。季節(各ラウンド)はいくつかのフェーズに分かれていて、詳しい説明は割愛します
-
季節の始まり 季節ごとの準備を行う
- 仕込みフェイズ 季節カードの入れ替えや人質の解放を行う
- 茶の湯フェイズ どのプレイヤーと同盟を組むか交渉を行う。
- 政フェイズ 登用、行軍、練兵、収穫、裏切りの政策の山から手番プレイヤーが一枚引き発令することで全プレイヤーが何かしらの恩恵を受けることができる。(練兵と裏切りは除く)
- 戦フェイズ 各エリアにて合戦を行う。その地域の戦力を合計し比べて、より高い戦力を有している大名の勝利となる。
- 衣替えフェイズ 政策タイルの回収、社タイルに派遣した神職コマの回収等、季節の終了を告げる処理を行う。
- 冬の訪れ 冬が訪れたとき、勝利点が一番高いプレイヤーが勝者
といった具合になっております。
まとめ
今回はコンポーネント紹介とざっくりとした紹介となります。
世界観的には日本神話+戦国時代となっていて、個人的には大好物なボドゲ です。
自分はライジングサンが発売される前は、「ボドゲで一万円以上の物に手を出すのは厳しいなぁ」と思っていました。
ですが、ゲムマでライジングサンの展示品を見たときにフィギュアの精巧さに目を奪われ、世界観に心を奪われました。こんなド派手なゲームが出るのか、と。
このライジングサンは自分がフィギュアがついてるボドゲを買うきっかけになったゲームで、それからというもの「ブラッドレイジ」「クトゥルフウォーズ」「マッシブ・ダークネス」など一万どころか三万以上するフィギュアゲームを買ってます。
(ウォーハンマーは手が出ません‥許して泣)
今後それらのボドゲもご紹介していきますので、よろしくお願いします。
いやぁこういうフィギュアが詰まったボドゲは開ける時のワクワク感がたまらんです。
デラでした。
濃霧に満ちた迷宮【フォグサイト】非対称型迷宮探索ゲーム
デラです。
まず皆さんに謝らせてください。
ここ二週間以上ブログの更新を怠ってしまい、ブログ主のききょう含めこのブログに来ていただいた皆さんにはご迷惑をお掛けしたこと、心よりお詫び申し上げます。
再びこのような事が起こらぬように戒めを胸に刻み、ブログを書いていきますので、何卒ご容赦くださいますよう伏してお願い申し上げます。
大変申し訳ございませんでした。
今日皆さんにはこちらのボードゲームをご紹介していきたいと思います。
- プレイ人数 2~4
- プレイ時間 30分~
- 対象年齢 10歳以上
- 非対称型迷路探索ゲーム
- ゲーム終了条件 勝利条件
- 調査隊側の勝利条件
全ての調査隊のコマが一枚の遺跡タイルの上にいる状態で脱出を宣言
※脱出宣言はゲーム中一回しか行えない上に、失敗した場合は無条件でガーディアンの勝利になるので、宣言は慎重に
- ガーディアン側の勝利条件
- ガーディアンによって地図タイルの山を0枚にされた
- 地図タイルの山が0枚の状態で調査隊側の全員が手番終了
- 脱出宣言が失敗
- セットアップ
セットアップはこのように、自宅のテーブルが小さいので見づらいのはご勘弁ください。
ガーディアン側は以下の条件に沿って今回の迷路を構築していきます。
- スタートマス同士が隣接していないこと
- 内壁マスが6マス以上使われていること
- 全ての道エリアが縦横移動で行き来できること
- 手番に出来る事(調査隊側)
調査隊側は任意の人から順に手番を開始します。(毎手番に変更可能)
自分の手番では3種(探索、移動、使用/譲渡)のうち、可能なアクションを一つを選んで実行します。
これを任意の回数繰り返します。
1、探索
このアクションは地図タイルを設置(マッピング)していきます。
※自分のコマが倒れている場合。(後述)はこのアクションは実行できません。
自分のコマと隣接する、タイルが設置されていない場所を1ヶ所選び、
それを東西南北で宣言する。(斜めには探索できません)
進む方角を宣言したら、今度はガーディアン側が迷路を確認し、道だった場合は進めますと宣言します。
その後、宣言された調査隊は制限時間タイル(下記写真)の左端の山から1枚獲得する。獲得したタイルは宣言した方角の所に設置します。(これを道マスと呼びます)
逆に、進めないと宣言された場合は、制限時間タイルを左端の山から1枚獲得し、そのタイルを裏返し設置した後(これを内壁マスと呼びます)、自分のコマを倒す。
さらに発掘タイル1枚を遺物カードの山の置く。4枚目を置いたプレイヤーは乗っている発掘タイルを全て取り除き、遺物カードの山から1枚引いて自分の手元に置きます(下記写真)
2、移動
道エリアを進むアクション
※このアクションもコマが倒れている場合は実行できません
自分のコマを探索で獲得して設置した任意の道エリアに進めます。その後ガーディアン側に移動完了を宣言します。ガーディアン側は調査隊の盤面を確認しながら、移動した同色の侵入者コマを対応する遺跡タイル(ガーディアン側の迷路)に進める
3、使用と譲渡
自分の持っている遺物カードを使用もしくは、譲渡することができます。
※一手番に一回、どちらかのアクションしか行えません。
- 使用した場合、カードの効果を発動します。
ガーディアン側は使用された遺物カードを回収し、そのカードの効果を解決します。
下記のカードは使用したプレイヤーから最短距離でガーディアンに何歩で出会うか聞くカードです。その質問に対してガーディアン側は正確に答えないといけません
- 譲渡はそのまま自分の遺物カードを他のプレイヤーに渡すアクションです。
可能なアクションが無い場合、もしくはこれ以上行いたくない場合は手番を終了することを宣言し、自分のコマを倒します。
倒れていないコマがあるなら他のプレイヤーの手番に移ります。
全て倒れているなら、地図タイルの残数を確認します。(下記写真参照)
1枚以上残っている場合は次へ、0枚の場合はゲームエンドです。
今現在、1枚の遺跡タイル上に全ての侵入者コマがあるかを調査隊側が全員で推理します。
※侵入者コマは箱の中で調査隊のコマと連動して動いてます。
ないと推理した場合は調査隊コマを全て起こし、ガーディアンの手番に移ります。
あると推理した場合は脱出を宣言し、ゲームを終了させることができます。
ガーディアンのアクション
ガーディアン側は以下のアクションを順に調査隊側に秘密裏に実行していく
移動→攻撃→切替
- 移動
道エリアを進む(任意)
制限時間タイルの➡の数まで、ガーディアンコマを任意の数、一方向に直進させる。この時、方向と数は伝えません(下記の写真)
※直進の途中で方向転換、往復はできません。複数の直進を組み合わせる事で方向転換や往復が可能になります。
ガーディアンの移動回数は地図タイルの山が一つ尽きる度、1回増えて最高で3回まで増えます。
次に移動経路を確認します。
移動経路=ガーディアンコマが移動した道エリアのこと
移動経路にターゲットが一体でもいる場合は攻撃に移り、いない場合はガーディアンの手番は終了します。
- 攻撃
攻撃することによって制限時間を減らすことができます。
移動経路にいる侵入者コマの数✖3枚の地図タイルを制限時間タイルの右端の山から回収して箱の横に並べます。このとき誰に攻撃を行ったかは伝えない。
攻撃を行った後、制限時間タイル上の地図タイルの数を確認し、1枚以上残っている場合は切替アクションに、0枚の場合ゲームエンドです。
- 切替 ※攻撃発生時のみ行うアクション
ターゲットと非ターゲットを切り替えます。この手番中に攻撃した侵入者コマを全て非ターゲット状態(伏せる)に、攻撃していない侵入者コマを全てターゲット状態(立てる)に変える。(下記の写真参照)
※一度に全ての侵入者コマに攻撃した場合は切替は行わない。
切替アクションが終了したらガーディアン側の手番は終了し、調査隊側の手番に移ります。
以上を繰り返して脱出できれば調査隊側の勝利、それを阻止できればガーディアン側の勝利となります。
- レビュー
面白かったです。
ゲーム感としては以前紹介した「ハコオンナ」にちょっと似ているのかなと思いました。
前が見えない迷宮を手探りで探索していき、限られた時間内で推理し、はぐれた仲間と合流できたときは思わず歓声を上げたくなりますね。
自分は今回ガーディアン側で意気揚々とマップを構築したのですが、超優秀な調査隊がいたため、後半にどんどん味方の位置を割り出し、一気に脱出までに持っていくというファインプレーで脱出されてしまいました。
いかがでしたでしょうか。ルールもそこまで複雑でもありませんが、初心者さんとやる場合は経験者さんがガーディアン側をやった方がいいかもしれません。
こちらのフォグサイトは2019ゲームマーケット大賞受賞作で開始1時間で200本が完売するほどの人気作で当時は入手できなかったのですが、再販が決まり、友人らの後押しがあり、無事手に入れることができました。拡張版の発売も決まっており、入荷メールがくるのが楽しみです。
デラでした。
★★★★★★★★/10