【マジョリティー】イビルパクト【ゲーム紹介】
どうもデラです。
最近暑い日が続いています。夏は扇風機だけで過ごす自分ですら流石に冷房をつけないと厳しいです‥寒いのはいいんですけど、暑いのは苦手です。
今回紹介するゲームは駆け引きと読み合いが熱い2人用カードゲーム。
イビルパクトをご紹介していきたいと思います。
イビルパクト
- プレイ人数 2人
- プレイ時間 15分
- 対象年齢 10歳以上
- セットアップ
こんな感じにセットアップします
ゲームの流れ
1ゲーム8ラウンドと4ラウンド終了時に発生する【邪神との契約】(後述)で構成されています。
手番に出来ること
以下のアクション①と②を好きな順番で行えます。
①カードの獲得:このアクションは手番中に1度だけ必ず実行します。
中央に並べられた5枚のカードの中から1枚を選んで自分の前に属性ごとに分けて重ねて並べます。さらにこのラウンドの4手番目のみ追加でカードを1枚獲得します。後攻プレイヤーは先攻プレイヤーより1枚多く獲得できるということになります。
カードの中には獲得時に効果が発動するものもあります。(後述)
②呪文カードの使用:1手番中に1回だけ、以下のAとBのどちらか1つを選んで実行します
A,手札にある呪文カードの使用とB,契約状態の呪文カードの使用になります。
※呪文カードのルール
呪文カードの効果は自分の前に配置されている同じ属性の魔導書カードの合計数によって決定します。
呪文カードに記載された魔力条件(同じ属性の魔導書の魔力量)を満たしていればその効果を発動することが出来ます。
呪文カードには2つの魔力条件があり、その2つとも条件を満たしている場合は必要魔力が多い方の効果だけを適用します。どちらとも満たしていない場合はカードを発動することが出来ません。
A:手札にある呪文カードの使用
1つ以上の魔力条件を満たしている場合、その呪文カードを使用できます。
手札から呪文カードを公開して効果を処理した後、使用した呪文カードは表向きでゲームから除外され以後このゲームでは使用しません
写真の例だと自分の場に火の魔力が4つあるので魔力条件3の効果を発動できます。
B:契約状態の呪文カード使用(ゲーム中1回のみ)
自分が契約した契約状態の呪文カードを表にしてその効果を処理します。
この時、獲得している魔力量にかかわらず、その属性の魔力が5つあるものとして効果を適用します
ハスターの処理
呪文カードのハスターは特殊なカードで自分のターンに発動できず、相手の呪文カードの発動に対して発動するカードで、相手のターンでのみ使用できるカードです。
さらにハスターを使用した次の自分のターンで別の呪文カードを使用することができます。
カード効果説明
インサイト:インサイト(X)と書かれた魔導書カードは、獲得時にラウンド中にこのカードが何枚目に獲得されたかを参照して、その値がX以上であれば効果を発揮します。
混濁:混濁カードを獲得した際に魔力アイコンに記載された属性のどちらか1つを選択します。その混濁カードは選択した属性の魔導書カードとして属性ごとの列に配置します。
勝敗判定
8ラウンドが終了したら勝敗判定を行います。①と②のチェックを順に解決していきます
①契約状態のチェック
契約状態のカードが公開されていない場合はお互いに公開します。お互いの契約状態の呪文カードに対応する属性の魔導書カードを数え、相手より魔力数が少なかった場合は敗北を宣言します。このとき同数であれば敗北にはなりません
このチェックで片方だけが敗北した場合は、もう一方のプレイヤーが勝者になります。
それ以外の場合は②のチェックに移ります。
②魔導書のマジョリティチェック
各属性の魔力量を比較し、属性ごとの勝ち、負け、引き分けを判定します。
5属性の勝敗を総合して相手よりも勝ちが多い方のプレイヤーが勝者です。
勝敗が同率だった場合は手札が多いプレイヤーが勝者になります。
それすらも同じだったら引き分けです。
感想
面白かったです!
やることは場からカードを取っていくだけなんですが、手札に残った4属性をまんべんなく取るのか、それともブラフを混ぜていくのか、読みあいと駆け引きが悩ましくも楽しめるゲームです。
ルールも簡単、プレイ時間も短め、箱もカードゲームのデッキケース並みと小さく持ち運びも楽なのに、しっかりとしたゲーム性をもっていてゲーム初心者から上級者まで遊べると思います。
点数は10点中8点です。 デラ