最後に笑うのは誰だ・・【斯くして我は独裁者に成れり】
どうも、デラです
今日ご紹介するボードゲームはこちらです。
~斯くして我は独裁者に成れり~
- プレイ人数 4~12人(7人以上からは当ゲームが2セット必要)
- プレイ時間 30分~
- 対象年齢 13歳~
どんなゲーム?
5日間の間、プレイヤーはそれぞれ勝利条件が違う役職カードを7枚持っていて、議論を交わして投票と棄票を繰り返して、残った役職カードの勝利条件を満たしたプレイヤーの勝利です
- セットアップ
↓こんな感じにセットアップします。全員同じカードを配られます
◆ゲームの進み方
このゲームは、3つのフェイズを5日間繰り返します。
その3つのフェイズは「朝・昼・夜」に区切られていてます。
◉3つのフェイズ
【朝】:ディスカッション
⇩
【昼】:投票or棄票
⇩
【夜】:役職決定(カードの破棄)
〇【朝】:ディスカッション
3分間、自由に議論を行います。議論に制限もなく自由に行う事ができます。
「どのカードで勝ちにいくか」「どのように票をあつめるか」など考えながら議論を行うといいでしょう。
カードによっては勝利者が複数人になることがあるので、そのため同盟を持ち掛けるよ交渉するのもいいと思います。
〇【昼】 :投票or棄票
投票には「投票」「棄票」の2種類があります。
投票は自分以外の誰かに1票を投じること。
棄票は自分も含めた誰かの得票を1票除外することです。
この2枚のカードを使い、どちらかを必ず行います。
また、棄票する時は投票より先に処理を行い、その次に投票の処理に移ります。
注:1日目には投票しか行えなず、5日目は投票と棄票を同タイミングで行います。
〇【夜】 :役職決定(カードの破棄)
7枚ある手札の役職カードを捨てるフェイズになります。
1日目と3日目には2枚、2日目と4日目には1枚を捨てることになります。
5日目には1枚だけ残るので残った1枚の勝利条件を満たせば勝利となります。
例)【独裁者】得票数が全体で単独トップであれば勝利
カード破棄は全て裏向きで行われ、破棄されたカードは集めてシャッフルして即座に公開されます。
このように「議論」→「投票」→「カード破棄」を5回繰り返すのがこのゲームの基本になります。
◆役職カードの一覧
- 独裁者
- 勝利条件:得票数が全体で単独トップ
分かりやすい役職カードなので、このカードを議論のきっかけに使いやすいですね。
- 道化師
- 勝利条件:独裁者がゲームに勝利した時に一緒に勝利となる
独裁者が勝てば自分も勝利するので、やることはシンプルです。
- 貴族
- 勝利条件①
- A:2位の貴族が1人以上 B:得票している貴族が1人以上
- 勝利条件② 暗殺者と共に勝利
勝利条件は2つのうちどちらかを満たせば良いので、状況に分けて動きましょう
- 革命家
- 勝利条件
- A:最下位の革命家が1人以上
- B:ブービー(最下位の1つ上)の革命家が1人以上(得票のない革命家はカウントしない)
うまく協力できれば強いカードです。得票0はカウントしないので最低限の得票は必要になります。
- 暗殺者
- 勝利条件 独裁者、革命家、聖職者が勝利条件を満たし、かつ自分の得票が0であること
一発逆転を狙える役職です
- 民衆
- 勝利条件 A:全員が民衆である B:誰も勝利条件を満たしていないこと
全員が民衆なら得票関係なしに全員勝利です
- 聖職者
- 勝利条件 最多票数と最小票数の差が1以内であること
うまく場の票をコントロールして、ひっそり勝利を勝ち取りましょう
感想
面白かったです!!
最初はルールを把握するのが少し大変かもですが、1度覚えてしまえば夢中になります!
その場のメンバーや雰囲気などで戦略は自由自在になり、会話が苦手な人でも喋らなくても票を散らして暗殺者で勝利というように動くこともできます。
ゲーム途中に脱落するということもなく、最後まで楽しめて殺伐としないのもいい点かと思います。
こちらも拡張も発売しており、そちらはまだプレイできてませんがいづれ記事にしたいと思います。
評価:★★★★★★★★/★10点中