【(終わったのは)妖怪のせいなのね、そうなのね】妖怪つみつみショーギ【番外編】
ついに実家にボードゲームの置き場所が無くなりつつあり、引越しを検討中です。
ちなみに昨日内見行ってきました笑
一人暮らしで2LDKの物件を探してます笑
妖怪つみつみショーギ
運要素ありの将棋風ゲームです!
バンダイから出してたゲームで、画像奥にあるのがスターターセット(これ買えばすぐ2人で遊べます)、手前にあるのがブースターセット(1パック4枚入り)です。
個人的に何が入ってるか分からない時点で私としてはボードゲームと呼びたく無いんです。
以前、ディライトワークスで発売された「FGOデュエル」もボードゲームを謳ってましたが、あれもボードゲームではないです、あれはそもそもスターターすら無かったはずなので、もっと酷いです。
(ナンナラメッチャツマンナソウダシ)
…と、話題がそれましたが、駿河屋でスターターが250円、ブースターBOXが1200円で投げ売りされており、この妖怪つみつみショーギ、売れなさ過ぎてブースター1弾で終わってますw
という事で買ってみました。
ブースターを全て開け、スリーブに入れ、コスト順に分けてみました。
カードではなく、将棋コマの形をした紙製のタイルです。
かなりしっかりしています、1BOX買っただけですが、ノーマルとレアは全て揃いました。
超レアという一番レアリティが高いのだけ6つ中、4つ出ました。まあ、コマのプールとしてはほぼ全て揃ったので良しとします。
こんな感じでセットアップします。
盤面の最後列中央に王将というタイルを裏向きで3枚重ねて置きます。
デッキは12枚、今回は12枚好きに選んでデッキを作りました。
2枚山札を引いたらスタート!
遊び方
①: これが妖怪です。左上の2という数字はコストであり、体力であり、攻撃力です。
これを含めて手札のタイルを2枚重ねると場に出せます。
左下の矢印は移動できる範囲。矢印の中央にある数字は1マス進めるよということです。
③: 大きく分けて3つのフェイズがあります。
- まず自分のターンが始まったら山札から1枚引きます。
- 次に妖怪を出すか出さないかのフェイズに入ります。コストはさっき説明した通り、左上の数字分のタイルを出したいタイルの下に重ねて出します。
※ろくろ首なら手札から1枚下に重ねれば出せます。
※画像にあるタイルは1なので、重ねずにそのまま出せます。
ただし、出せる場所は盤面に記載されてる「出陣マス」と書かれた場所のみです。ちょうど王将の左右がそれにあたります。
なので1ターンに出せるタイルは2枚までです。
- 山札を引き、出すか出さないか決めたら次に移動と攻撃のフェイズです。
これは移動、攻撃、どちらから先に行っても構いません。
※場に出ている自分のタイル全てが攻撃と移動を1回ずつ行えます。
移動はタイル左下に書かれているマスと数字が移動可能範囲です。
攻撃可能マスはそのタイルの上下左右1マスです。
とりゃー!!
うちのエースやまタン!!
※青色の文字で書かれているテキストは特殊能力です。
このやまタンは通常1回しか攻撃できない所、4回攻撃ができる能力を持ってます。
④: 攻撃にはこのダイスを使います。
攻撃する側のみ、ダイスを振ります。ダイスの中身は次の通りです。
- -1
- ±0
- +1
- +2
- クリティカル
- さぼる
です。
上のやまタンとワルニャンを見返してみてください。
やまタンの攻撃力は5、ワルニャンの攻撃力は3です。
ダイスを振った結果・・・
±0がでました。
要は攻撃する側の数字をダイスを振った結果と合わせた数値が最終的な攻撃力です。
なので、-1が出ればやまタンの攻撃力は4です。
ダイスを振った結果、相手の攻撃力と同じかそれ以上であれば攻撃は成功です。
クリティカルは絶対攻撃成功で、かつ与えるダメージが1増えます。
さぼるはどんなに攻撃力が勝ってようと絶対攻撃が失敗します。
⑤: 攻撃が成功したら与えるダメージはどんなに攻撃力が勝ってようと必ず1です。(クリティカルは2ダメージ与えます)
1ダメージ受けたら積んであるタイルから1枚選んで、それを抜き取り、手札に戻します。
抜き取るタイルが無く、攻撃を受けたタイルしかない場合、それを上の画像のように、きぜつエリアに置きます。
※このきぜつエリアに6枚の妖怪が置かれてしまったら負けです。
※ちなみに攻撃を受けても攻撃力はダウンしません。
⑥: 勝利条件の1つはさっき書いた通り、相手の妖怪を6体きぜつさせ、きぜつエリアに送る事ですが、もう一つあります。
王将のタイルを0枚にすることです。
今、私のやまタンが相手の王将の前にいます。
もちろん、王将にも攻撃はできます。
攻撃成功か失敗もさっきのダイスを使います。
王将への攻撃判定は「さぼる」以外は全て成功です。数値は関係ないです。
- 攻撃が成功したら王将タイルを表にします。
王将タイルには大体反撃の効果が書かれており、ダメージを受けたり、即座にターンを強制終了させられたりします。
そして、攻撃を受けた側は王将タイルを手札加えます。
この王将タイルは妖怪ではないので、場には出せませんが、妖怪を出すときに詰むタイルとして使用できます。
※重要※王将への攻撃は特殊能力が使えません。
上の画像のやまタンは4回攻撃ができますが、それも無効で、攻撃は1回のみできます。
相手のきぜつエリアを増やしていく・・・
あと2枚で勝ちだ!
と思ったら結構混沌としてきた。。
このロボニャンの攻撃が成功したら相手の王将は0、私の勝ち!と思ったら肝心な所でさぼる・・・まじかよーーーーーー
右下のU S Oにはオレンジ色で書かれた特殊能力が書かれてます。
これは規定の枚数タイルを取り除いて手札に戻す事により、使える特殊能力です。要は自分のHPを削って使う能力です。
U S Oの能力は好きな敵に1ダメージ与えるというもの。
この能力を使って相手のきぜつエリアを6枚にしました!!
勝った!!!
2戦目!次は裏向きで何も見ないでお互い12枚選んでスタート!!
いけ!ししコマさん!!
女郎蜘蛛は攻撃成功時に1ダメージではなく、2ダメージ与えるというもの。(ちなみにクリティカルが出ても2ダメージです)
もう一つは、攻撃する代わりにHPを2払うとマス目無視で好きな敵に2ダメージ与えられる便利なやつ!
とりゃー!
ししコマが相手の出陣マスを塞いでます。塞いでるので、相手はもう1つの出陣マスからしか出陣することができません。
勝ち!!!!
感想
面白い、面白いよこれ!
攻撃力1の妖怪は体力も1なので、すぐやられる。だけれども小回りも効く。
攻撃力5の妖怪は当然強い、ただ、出すのに時間がかかる。
攻撃力が全てではなく、攻撃力1も攻撃力5も王将に与えるダメージは絶対1です。
それぞれ良さがあっていわゆる大物だけ出せばいいファッティゲームにはならないです。
しかも攻撃を受ければ積んであるタイルは手札に戻ってくるので、手札が多ければ気軽に大物も出せます。
売れなかった理由は簡単です。
妖怪ウォッチという対象年齢がある程度固定化されてるIPを使用しておきながら、ゲーム自体はガチガチの対戦ゲームです。
深みがあり、私としては高評価ですが、子供がやるには深すぎて面白さの階層にたどり着くまでに時間がかかり過ぎて面白い!という体験に結びつきにくいです。
つまり子供が楽しいと思う、「爽快感」、「分かりやすさ」という面において、大人のオタク目線が入り過ぎてる点です。
一言で言えば、もったいない作品だと思います。
ちなみに、タイル右上に属性が書いてあるのですが、これは2弾以降で属性を参照した効果を作る予定だったんだろうなーとふと考えたり。。。笑
駿河屋、Amazonにも投げ売りされてるので、良ければ是非!!
ゲーム自体の深み、リプレイ性は保証します!
★★★★★★★★/10