【ーここから出られないー】ハコオンナ【サバイバルホラー】
まだ夏というには早いのに最近は夏みたいに暑いですね。アイスがうめぇです。もっと寄越しやがれです。
どうも、デラです(oωo)クワッ
そんな暑い日にピッタリなボドゲがあるんでさぁ…
人里離れた山奥に、窓ひとつ無い古びた館がある…
この館は訪問者を迎える度にその形を変える…そしてその館には…
ハ コ オ ン ナ
と呼ばれる怨霊が棲んでいるという…
彼女は館に迷い込んだ人間を1人、また1人と闇に引き摺りこんでいく……
生き延びるには出口を探すしかない。
だが、気を付けろ、物音を立ててはいけない。ハコオンナはもう、すぐそばに……
良いですね~ホラーですね~ゾクゾクしますね~
(・ω・)ホラアナタノウシロニ…
じゃあ紹介してきましょう
ハコオンナです‼️
- プレイ人数 3~5人
- プレイ時間 45分~
- 対象年齢 10歳以上
- 非対称サバイバルホラー
このゲームはハコオンナ側(1人)と訪問者側(残りのプレイヤー)の陣営に分かれて、陣営の勝利条件に向けて動いていきます。
勝利条件
訪問者側勝利…館から脱出、ハコオンナを討伐、ハコオンナを供養する。この3つの内1つを満たす。
ハコオンナ側勝利…訪問者全員を全滅させる、訪問者側の勝利条件を全て達成不可能にする、全訪問者に勝利を断念させる。この3つの内の1つを満たす
準備
では準備しましょう。
準備できました。ヤメロォモノヲナゲルナ!!
いやね、準備が意外と多いんすよ、このゲーム。
だからね、長くなるのでちょっと割愛しました。
テヌキジャナイヨ…ホントダヨ…
じゃあ遊び方の説明に入りますね。
遊び方
このゲームは訪問者のターンに手番を順に繰り返し、その途中ハコオンナのターンが割り込む形で進行していきます。
どういうことかと言いますと、これを
これを手番が回ってきたら、チップを一枚、写真の様に重ねていかなくてはいけません。1枚目のチップは必ずタイルにあるポッチの上になるように置きます。
赤いチップは必ず三枚目になるように置きます。
チップを崩さず乗せる事が出来ればそこで初めて自分の手番を行う事ができます。
もし、これを崩して音を立ててしまえば……
崩した人は何も行えずに、即座にハコオンナのターンになります。それが終われば再び訪問者のターンに戻ります。
手番で出来ること
チップを上手く乗せることが出来たら、以下の3つの内の1つを行います。
部屋を移動する
今いる場所から扉同士が向かい合った隣接した部屋に移動、もしくは物置⇔地下、1階⇔2階に移動する。
物陰を覗き込む
自分のコマの場所にある物陰タイル(赤丸)を取り、誰にも見せずに表(目ではない方の面)を確認したのち、それに応じた処理を行う。
取得可能なら自分の手元に置く。
ハコオンナ討伐アイテム
ハコオンナを倒す、あるいは供養するために重要なアイテムです。
お助けアイテム
訪問者をハコオンナの脅威から護るアイテムと館から脱出する為のアイテムです
金庫の番号タイル
1~6の番号タイルで、正解の三枚は金庫に伏せてあり、残りは部屋にランダムに付せられており、部屋にある番号から金庫の番号を推理していきます。金庫の番号は脱出するために必要になります。
ハコオンナノチカラタイル
ハコオンナの特殊能力が解放されます。10種類あるハコオンナの能力を使用することが出来るようになります。
ハコオンナタイル
これをめくった訪問者は死ぬ。めくったプレイヤーは訪問者側からハコオンナ側へと変貌し、勝利条件がハコオンナと同じになります。
アイテムを使用する
取得した使用可能なタイルアイテム、ゲーム開始時に各プレイヤー1枚だけ配られたアイテムを使用します。
フリーアクション
- 同室内の訪問者にタイルを見せる/渡す
- 何も無い物陰にタイルを裏向きで捨てる
- 所持しているタイルを宣言する(手番以外でも可)
行動を終了を宣言したら次の手番プレイヤーに移り、トークンを積みます。
ハコオンナの手番
ハコオンナは以下のアクションを行います。
アクションは全て任意で行い、やってもやらなくても良いです。訪問者側はハコオンナ側から指示があったら目を閉じます。
- ハコオンナノチカラカードを引く
- ハコオンナノチカラをセットする
- ハコオンナノチカラを使用する
- 移動する
1.カードを引く
自分のいる部屋を指差す、その後山札からカードを一枚引く。
2.ハコオンナノチカラをセットする
カードは二枚までセット出来て、手札に戻すか、新たにセットすることが出来る。どちらか一回のみです
3.ハコオンナノチカラを使用する/移動する
訪問者に見えないよう物陰から物陰に移動します。(訪問者と同じルールで動きます)
また、このタイミングでセットしてあるチカラカードを発動します。
訪問者に目を開けてもらい、ハコオンナのターンを終わります。トークンを崩した人から訪問者のターンを再開します。
以上を繰り返し、勝利条件を達成した側の勝利となります。
最後に
いかがでしたでしょうか..
訪問者は脱出するため、情報を集めるためにタイルを開かなくてはいけないのだけど、そこにハコオンナがいるかもしれないというドキドキと恐怖感
奥に進んだ仲間が1人、また1人とハコオンナの手に掛かりハコオンナと一緒に襲い来る中、残った生存者だけで脱出しなくてはいけない絶望感
ホラー要素や雰囲気を上手くボドゲに落とし込んであると思います。
プレイ感としては、思いのほか重く感じました。
万人受けする感じでもなく、しっかりと考えた上で行動をする事を求められます。
パワーバランスは基本的にハコオンナ側が強く設定されており、その強さをもって訪問者側を絶望の淵に叩き落とすハコオンナになりきったドSプレイをすると盛り上がると思います。
今回紹介したこのハコオンナは舞台化やドラマCD、小説まで販売しており、ボードゲームとしてはなかなか珍しい展開をしてます。
機会がありましたら是非遊んでみてくださいませ。
★★★★★★★/10
では皆さんごきげ.…(ブログはここで途絶えている…)
ズル…ズル…クスクスクス…