とあるゲームプランナーのボードゲーム日記with D

有名なボードゲームからあまり市場に出回っていないボードゲームまで紹介します。まだ日本語訳がない海外のボードゲームの翻訳もします。

【UNOはうーNO!】ダイロンの解放者【UNO】

自粛疲れと言いますか、かれこれもう1ヶ月以上仕事休みなんです。
とりあえず5/10までは休みなんですけど、これ以上伸びたら流石に体力が落ちまくって普通の生活に戻れない!

そうだ、リングフィットアドベンチャー買おう!!!
ってなったんですが、あれ今売って無いんですね、みんな考える事一緒でした( ˙-˙ )



さて、今回ご紹介するのはあの国民的大人気カードゲームをパ……オマージュしたゲームとなっています!




ダイロンの解放者

※2〜5人用

どんなゲームかというと、UNOと麻雀を合わせたようなゲームとなっています(例え下手だったらスイマセン)

コンポーネントはこんな感じ。
カードのみです。イラストは結構凝ってて良さげ。

各プレイヤー手札を8枚配ります。

その後、場に2枚のカード(裏面にスペードのマークが書いてないカード)を公開したらスタート。



遊び方

①: 手番で出来ることは次の3つ。(出せなければ山札から1枚引きます)

  • 手札から1枚選んで場に出す。

カードには左上と右下に2種類のマークが描かれています。この内、場にあるカードのマークが最低1種類でも合うカードを手札から出すことができ、マークが2つとも合っているカードが手札に2枚あれば、2枚同時に出すこともできます。
※要はUNOと同じです。色かマークが合っているカードは出せます。


自分の目の前にマスターカードを出します。これを出すことにより、魔法が使えます。左上に人型のアイコンが描かれているのが目印です。


  • 役を出す。

上の画像のカード上部に「千里眼」と書かれているのがお分かりでしょうか?上部に役が書かれたカードを指定された枚数手札に集め、場に出すと勝利点がもらえます。
※画像の千里眼は確か2点です。

これが魔法カード。マスターカードを場に出している時にこのカードを出すと、マスターカードの魔法が使えます。相手の手札を増やしたり、相手のマスターカードを破棄したりとにかく強力です。
※UNOと同じで魔法返しができます。相手も魔法カードがあれば逆にこちらが魔法を受けてしまいます。


あがりーー!!!!!

②: 手札を無くしたプレイヤーが現れたらそこで終わり。そのプレイヤーは5点獲得します。
ラウンド中、役を完成させたプレイヤーがいたらそれも得点に加え、次のラウンドへ。


③: 先に10点獲得したプレイヤーが現れたらそこでゲームは終わり!


感想

ルールは簡単です。カードを場に出すか、マスターカードを手前に出すか、役を出すか。このどれかです。

単純なUNOとは違い、役という存在があるので、単純に1位だけが得点レースに登り出るという訳では無いのが面白いです。

中には役ができた時点で10点獲得し、勝者になれる一発逆転の役も存在します。笑

ゲームはとても良かったです、これもあまり名前が出回って無いのが不思議なくらいです。


……ただ、ルールブックが壊滅的に分かりづらいw
ほんとルール説明のセンスなさ過ぎってくらい分かりづらかったです。
色かマークが同じカードを場に出せる。これで良いはずなのに、トリックテイキングのワードを多用し、マストフォローとか書いちゃってる始末。

トリテなんてカードオタクしか知らないまだまだマイナーなワードです。
ルールはね、万人に分かる様に書かないとゲームという宝石が暗くくすんじゃうだよね。

とはいえ、youtubeに解説動画があるので、そちらの方を参考にするとすんなり覚えられます。

ゲーム自体の面白さは保証します!
また次は大人数でやりたいゲームでした。

★★★★★★/10