とあるゲームプランナーのボードゲーム日記with D

有名なボードゲームからあまり市場に出回っていないボードゲームまで紹介します。まだ日本語訳がない海外のボードゲームの翻訳もします。

【名作】王と枢機卿【レアボードゲーム】

撮り溜めた画像を使って更新しているのですが、まあまだ更新できそうです。

まだ舞える!


今回ご紹介するのはレアいボードゲームです。

※このゲーム、発表されたのは2000年、なので20年前のゲームということになります。
完全日本語版は拡張もセットになっているとてもレアなボードゲームなのです\\\\٩( 'ω' )و ////

完全日本語版なのにボードに書かれてる都市名はローカライズされてないのはヒミツ。笑




王と枢機卿(完全日本語版)

※2〜5人用

枢機卿は"すうききょう" と読みます。


コンポーネントはこんな感じ。
大量の木のコマとカード、そして大きなボードが入ってます。


修道院枢機卿(カトリックの超重鎮みたいなもん)を派遣して影響力をどれだけ高められるか、的な世界観になっています。

各プレイヤー1色を選び、家のコマ(修道院コマ)20個、円柱コマ(枢機卿コマ)8個を配り、全てのカードをシャッフルし各プレイヤーに3枚ずつ配ったらスタート!



遊び方


①: 自分の手番では、3枚あるカードの内、1枚以上をプレイ(同じ色のカードなら何枚でも出せる)し、枢機卿コマか、修道院コマを置きます。コマを置ける場所は出したカードの色に対応する場所になります。

※赤いカードを2枚出したらボード上の赤い場所に2つまで自分の色の枢機卿コマか修道院コマを置けます。

②: カードを出し終え、コマを置いたら出したカードの枚数分だけ山札か場から補充します。

③: 山札が無くなったら中間結果!各色の地域に最も修道院コマを置いたプレイヤー、2番目に多く置いたプレイヤー、3番目に……という風に勝利点がもらえます。

ここではまだ枢機卿コマの得点計算はしません。

④: 全てのスペースで全てのプレイヤーの勝利点を入れたら、捨て札にあるカードを全てシャッフルし、もう一度山札を作ります。


もう一度山札が無くなるまで続行し、2回目の山札が無くなった時点で終了です。

⑥: 再び、中間結果の時と同じように地域毎に修道院コマの数が多いプレイヤーから勝利点が与えられます。
 さらに、その後、今度は各地域に置かれている枢機卿コマの数を数えます。トップが同数なら両方1番目に多いプレイヤーとして扱います。
ここで重要なのが、枢機卿で勝利点を得るには、枢機卿コマが置かれているボード上の番号で隣り合っている地域2ヶ所で1番多く置いている必要があります。

EX: 例えば上の画像の場合、ボード右上の青色の地域と赤色の地域の間に[11]と書かれています。
黄色プレイヤーは青と赤の地域で枢機卿コマが一番多く置かれているので、得点できます。

  • 同様に[2]や[14]なんかも枢機卿の勝利点がもらえます。


そして・・・見事1位でした!!!

いやあ、楽しかった、名作と言われているだけあって20年の年期を感じさせませんね。
ボードゲームの良いところの1つです。

このゲーム、実は【China】というタイトルでリメイクされています。
こちらの方がお安く購入できるので、よければ遊んでみて下さい(*´ー`*)