とあるゲームプランナーのボードゲーム日記with D

有名なボードゲームからあまり市場に出回っていないボードゲームまで紹介します。まだ日本語訳がない海外のボードゲームの翻訳もします。

【女の子とやるなよ】冬虫夏草【かくれんぼゲー】

"冬虫夏草" という言葉を聞いたことがありますでしょうか??


簡単に説明すると、生きた蝉(セミ)や蛾(ガ)などに寄生してタンパク質を吸い取って成長するきのこ菌です。


寄生された虫はやがて絶命し、菌はさらに虫の体に細菌を張り巡らせます。


中国では昔からとても高価な代物らしいです。
ちなみにポケモンに出てくる「パラス」と「パラセクト」は冬虫夏草がモチーフになっています。




今日ご紹介するゲームもまた少し変わり種のゲームになります。


冬虫夏草

※2人用ゲームになります。

コンポーネント(中身)はこんな感じです。

大きな枯れ木のマットの出来がいいんですよー



これは冬虫夏草になってしまったカードです。(裏には昆虫が描かれていますが、撮るの忘れてしまいました。)

※要するに昆虫がきのこ菌に見つかってしまったらカードを裏返してこの状態にします。




遊び方


このゲームは「昆虫側」と「きのこ菌側」に分かれて戦います。

①: まず、上の画像のように昆虫側はカードを4層のフェルトの中に仕込んで隠れます。

※昆虫側のカードは6枚あります。全て見つかってしまうときのこ菌側の勝利です。



②: 全て隠し終わったらこのようにして枯れ木のマットをかぶせます。
 ※すいません、ゲーム終了後に撮ったので全然隠れていません。笑

③: きのこ菌側は3回だけ、好きな階層のフェルトをめくることができます。

  • 昆虫を見つけた場合……カードを受け取り裏返しにする。
  • 何もなかった場合……フェルトを元に戻す。


これを5ラウンド繰り返します。



④: 1ラウンドが終わる度に、昆虫側はカードに書かれた矢印の方向にだけ、フェルトの階層を気にすることなく、移動させる事ができます。


このモグラカードはきのこ菌側が見つけると1手番多く行動できるボーナスカードです。



5ラウンド昆虫が生き残るのか!! !


5ラウンド以内にきのこ菌が全ての昆虫を◯すのか!!


熱い戦いになること間違いなし!
2000円くらいで買えますよー

★★★★★★/10