とあるゲームプランナーのボードゲーム日記with D

有名なボードゲームからあまり市場に出回っていないボードゲームまで紹介します。まだ日本語訳がない海外のボードゲームの翻訳もします。

【アブストラクト界のプリンス】FILLIT【運要素なし!】

ボードゲームを購入するようになると度々、"アブストラクトゲーム" というジャンルを目にすることがあると思います。


広義的には、
運要素がないゲームというジャンルになります。

なので、将棋とか、チェスとかああいうゲームもアブストラクトゲームになります。



今日ご紹介するゲームはそんなアブストラクトゲームの中でも「ルール簡単」・「目で楽しる」・「考え所が満載」な序盤中盤終盤隙がないゲームになります。


FILLIT

※2〜4人用

"フィリット" と読みます。箱がでかいです。

中身はこんな感じ。大きいボードと袋の中には・・・

このように各色の袋には木のコマと、ガラスコマが入っています。

それをこのようにセッティングして、お互い木のコマを14個持ったらゲームスタート。
※セッティングのパターンはいくつかあるので違う初期配置で楽しむこともできるょ❤️



遊び方

①: 自分の手番になったら、以下2つの選択肢を好きな順で1回ずつ行います。

  • 自分の色の「♟」を六角形の辺に沿うように好きな進行方向へ進めるだけ進み、進んだ道筋と、現在「♟」がいる位置に自分の色の木のコマ(以下ディスクと呼びます)を配置します。

ただし、進んだ先に壁や、相手の「♟」、相手と自分のガラスコマがある場合、そこで止まります。

  • 自分の色のガラスコマを1マスだけ移動させます。

この時、移動させた先に自分または相手のディスクや「♟」がある場合、位置を交換します


お互い1手番ずつ行った後の盤面です。

②: 「♟」を動かし、動き終わった場所に自分の色のディスクを置く際に「♟」が相手の色のディスクの上に乗った場合、相手の色のディスクを対戦相手の手元に返し、自分の色のディスクを置きます。
これ大事‼️



③: このようにして、「♟」とガラスコマを1回ずつ移動させて、先に自分の色のディスクを全て置き終わったプレイヤーの勝利です。


※画像は青側が先に置き終わって勝ちやしたっ!



とっても簡単なんです!!

やれば分かりますけど、これものすごくリプレイ性が高く、お手軽で見た目も良くてボードゲーム初心者でも熟練者でも同じくらいの熱量を持ってできるとても素晴らしいゲームになってます。


裏面は六角形がさらに多くなっており、2人でもできますが、4人同時に遊ぶ事もできるんです!

ラウンド2!!


私が青、相手は赤


いい感じ!!


と思ったら負けたーー!!
2回やって1勝1敗でした。


負けてももう一回ってなるんですよねぇ。。


いかがでしたでしょうか?

ちなみにこれはウッドバージョンの特別版で、もう少し小さくて持ち運べる筆箱くらいのサイズのものが2000円くらいで売っていますよ!


これは買いですよ、買い!(回し者)


★★★★★★★★/10