とあるゲームプランナーのボードゲーム日記with D

有名なボードゲームからあまり市場に出回っていないボードゲームまで紹介します。まだ日本語訳がない海外のボードゲームの翻訳もします。

【徳を積み石庭を造る】枯山水【侘び寂びボードゲーム】

はじめまして!

今回このブログを書いているブログ主から一緒にボドゲブログ書いてみないか?(イケボ)と誘われ、今回筆をとらせていただきました。

名前をデラと申します。和風テイストなボドゲが好きです。以後よろしくお願い致します。

 

そんな自分が紹介するボードゲームこちら


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渋いお爺ちゃんが目印の「枯山水」をご紹介します!

 

禅僧になって「美しく洗練された枯山水庭園を造ること」を目指します

枯山水とは、水を使わずに自然山水の美を凝縮し表現した、日本庭園の一様式です。

この枯山水はどんなゲームかと言うと、ズバリ枯山水の作りをプレイヤー間で競いあい、一番芸術点が高いプレイヤーが勝利するといったゲームです。

このボードゲーム第一回東京ドイツゲーム賞受賞となった作品で、自分はこのゲームの世界観がすごく好きで買いました!ちなみに自分の初購入ボドゲでもあるので思い入れがあります(笑)

 

遊び方

ゲームの雰囲気は下の画像の通りです。

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簡単にルールの紹介をしていきます。

自分の番が来たら下記の1と2から1つずつ選んで行動します。

1:砂紋タイルを1枚引いて、配置、保管、廃棄、他の人に譲渡するのいずれか
2:座禅、石の獲得と設置、禅僧駒の移動、作庭家カードの使用

両方の行動を行ったら手番が左隣に移り、これをゲーム終了条件が達成されるまで行います。

全員の庭園ボードに砂紋タイルが埋まったらその手番でゲーム終了!

砂紋の評価、苔の数、石の評価、名庭園を再現出来たか、残った徳の数等で得られた点数を合計して一番多いプレイヤーがより高評価の庭園を造った作庭家として勝利します!

 

日本の名庭園カードf:id:kikyoboard-game:20200429014814j:image

日本の有名な庭園を模した石の置き方カードが、ゲーム開始時に各プレイヤーに1枚ずつランダムで配られます。
これは「どの石をどこに置く」か書かれた、自分だけのミッションカードになります。
そしてその指示通り石を置ければ、芸術点にボーナス点が入ります。置けなければ入りません。

 

キャラクターカード
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各プレイヤーは、キャラクターカードを1枚配られます。

雪舟千利休など歴史の教科書に出てくる有名人などですね。

こちらは、1度きり使用可能な「切り札」カードになっています。お爺ちゃんのご利用は計画的に←殴

 

さいごに

ざっくりとですが、いかがでしたでしょうか。

砂紋タイルはランダムなので、なかなか思うようには配置出来ず、もどかしい場面もありますが、その分綺麗に配置出来た時の達成感は大きいです!

 

綺麗に配置する為には「自分の徳ポイントを消費して他のプレイヤーが置いたタイルを強☆奪(!?)することが出来る」というぶっ飛んだアクションが存在します(笑)

No.1庭師への道は弱肉強食なのです。

ちなみにこの強奪はかなり重要なアクションなので、いざというときに強奪できるよう徳ポイントの管理はしっかり行いましょう!

 

この枯山水コンポーネントはとても豪華でプレイした後は思わず写真を撮ってお互いの庭を自慢しあいたくなるボードゲームです。

かなり前にルールが分かりやすく改訂された新装版が出ましたので、もしこのブログを見て面白そう!と思ったら、是非是非買って遊んでみてください!

 

評価 ★★★★★★★★/10